アスファルトからスイカ 成長したら収穫します

8月20日11時47分配信 中日新聞

 【三重県】亀山市天神の駐車場で、アスファルトの裂け目からスイカが芽を出し実を付けた。近くに住む近沢秋男さん(79)が世話をしており「駐車場ができて15年ほどになるがこんなことは初めて。収穫して近所で分け合いたい」と心待ちにしている。

 駐車場は地元の医師田中英樹さんの所有地で、一部を借りている近沢さんら地元住民が敷地内の雑草の手入れなどをしている。7月初旬、近沢さんが駐車場入り口で、スイカの芽が伸びているのに気付いた。

 毎日水やりを欠かさず肥料をやると、1カ月でつるが3メートルほど伸び、直径約30センチの大玉など計3個の実を付けたという。「芽を出したのは不思議だが、成長を見るのが楽しみ」と近沢さん。今月末には収穫する予定だ。 (中山岳)

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