鶴瓶、長渕ら慕う「芸能界の母」白川由美 実家処分の理由とは

NEWS ポストセブン 11月25日(月)7時5分配信

 雨風によって外壁は色あせ、伸びきった植木は車道からはみ出し、塀も所々崩れ落ちている。その2階建て一軒家は、広い庭にも雑草が生い茂り、数匹の猫が住み着いていた。この家は白川由美(77才)が所有しているものだという。

「もともとは白川さんのご両親と弟さんが暮らされていたんですが、10年以上も前でしょうか、ご両親が亡くなられて弟さんも出て行かれ、白川さんが相続されたんです。でも、見ての通り、それからは誰も住んでいないようで…」(近所の住民)

 白川といえば、面倒見の良さから笑福亭鶴瓶(61才)や長渕剛(57才)など多くの共演者から慕われ、「芸能界の母」とも呼ばれている。なかでも松嶋菜々子(40才)からは、仕事だけでなく、娘のお受験についても相談を受けていた。

 2003年に夫の二谷英明さん(享年81)が脳梗塞を患い、芸能活動を休止すると、夫を支えるために白川は仕事を増やした。そして彼女が出演した『ハケンの品格』(2007年・日本テレビ系)や『家政婦のミタ』(2011年・日本テレビ系)などは大きな話題となった。

「実家のことは当然気にはかけていたと思いますが、両親との思い出が詰まった実家なので、処分するのは気が引けるし、旦那さんのことや仕事のこともあって忙しく、どうすることもできないでいたんだと思います」(白川の知人)

 2012年1月に夫を亡くし、ついにその家を手放すことにしたという。

「終活といいますか、ご自身も高齢になり、財産整理をしているのではないでしょうか。11月下旬に工事が始まって、新たに5棟の家が建つ予定だそうです」(前出・白川の知人)

※女性セブン2013年12月5日号

土塀修繕、緑地清掃まかせて 長町の景観保全 金沢工大の学生ら

北國新聞社 8月9日(金)15時15分配信

 金沢工大や金沢美大、石川高専の学生でつくる「まちづくり支援隊」は今年度、金沢市長町地区で取り組む景観保全の活動範囲を広げる。従来の高齢者宅の庭の維持や管理に加え、新たに落書きのある土塀の修繕や市管理の緑地の清掃に乗り出す。メンバーは「北陸新幹線の開業を控えており、武家屋敷跡に代表される歴史的街並みを維持し、誘客につなげたい」と意気込んでいる。

 まちづくり支援隊によると、落書きされたり傷んだりした土塀は市が修繕するが、軽微な傷みまではなかなか手が回らない。緑地は市が年に数回清掃するものの、すぐに雑草が生え、景観を損ねてきた。

 このため、住民だけでは負担になる修繕や清掃をボランティアで支援することにした。今後、土塀の修繕がどの程度まで手伝うことができるかなど市と協議して活動を進める。活動の際は住民にも参加を呼び掛け、住民の地域への愛着にもつなげる。

 支援隊は学生約30人で構成する。昨年から高齢者の個人宅が多い長町地区で、庭の下草刈りや曲水周辺のごみ拾い、庭木の剪定(せんてい)などを実施。今年も依頼のあった高齢者宅2カ所で清掃活動を行う予定だ。

 支援隊代表の宮里宜雅さん=金沢工大大学院修士2年=は「将来的に住民自身が景観の維持、管理に取り組むきっかけにするため、多くの住民に呼び掛けて活動を展開したい」と話している。

北國新聞社