菜の花プロジェクト:荒れ地利用の菜種油完成 /大分

8月26日17時2分配信 毎日新聞

 佐伯市女島地区の遊休農地の解消対策として取り組んでいる「菜の花プロジェクト」で、収穫した菜種から特産の菜種油「女島の菜の花畑」が完成し、関係者らがこのほど、西嶋泰義市長に報告した。市内の道の駅やよいや本匠水車茶屋などで販売されている。
 「塩屋地区土地改良組合」(金田和也組合長)が、昨年10月から農地13ヘクタールを覆う雑木や雑草を取り払い、菜の花の種をまいた。5月下旬から6月上旬に菜種約4・5トンを収穫。鹿児島県の搾油会社に委託して菜種油1325リットルをつくった。
 金田組合長(69)は「『荒れた農地の解消に』と取り組んだ」。西嶋市長は「学校給食にも使わせてもらいます。安全安心の食品として宣伝もしたい」と話した。
 820ミリリットル入り1200円。問い合わせは市農業振興課0972・22・4659。【古田健治】

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