「モモの花見の名所に」自治会が開墾、整地、植栽/姶良町

姶良町平松のサボーランドパーク姶良で11月28日、触田自治会の住民ら約40人がハナモモの苗150本を植栽した。公園西側の県有地4300平方メートルを同自治会が借り受け、地元の特定非営利活動法人(NPO法人)山・里・まち整備室(窪田健三理事長)とともに9月から総出で開墾、整地していた。
 住民らは、かごしまみどりの基金の助成で購入したハナモモ120本と個人から譲り受けた30本を、道路沿いの4カ所に分け植栽。周辺には種から育てた菜の花やルーピンも順調に育っている。
 赤や白、ピンクなど5色の花が、2年後には見ごろになる。触田上の栄一也自治会長(67)は「モモの花見ができる場所は県内でも少ない。住民の憩いの場として名所になってほしい」と話す。
 同公園は、1993年8月1日の集中豪雨で崩壊した姶良ニュータウン西側のがけを、県が公園として復旧した。東半分は同町が管理し整備されているが、同自治会側の西半分は、開園から13年以上が経過し、雑草が生い茂り荒れていた。

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