寒波のプレゼント 伊佐市の山あいに氷の芸術

伊佐市最北部、標高450メートルの山間部に位置する布計集落で8日、ここ数日の厳しい冷え込みがもたらした氷の造形がみられた。
 県道布計山野線金山橋沿いの草地では、配水管から漏れて噴き出した水しぶきが雑木の枝や雑草をつらら状に凍らせ、高さ3メートル、幅4メートルの自然の“芸術作品”をつくった。つららは長いもので2メートル近いものも。
 近くの商店経営村上文枝さん(79)は「今朝の室内の気温は2度。今年は寒い日が多く、いつもよりストーブ用の灯油の消費が早い」と話した。
 鹿児島地方気象台によると、県内の寒気は9日からいったん緩むが、12日夜から再び、冬型の気圧配置となり冷え込む見込み。

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