駅舎や地域へ清掃奉仕 朝桜中生ら、ことしも活動

 東近江市の朝桜中学校福祉会と地域住民による恒例のボランティア活動「地域・駅舎清掃」が蒲生地区一帯であり、生徒ら300人が参加した。

 17年ほど前に地域の玄関口、近江鉄道・桜川駅の悪質な落書きとごみの散乱に心を痛めた生徒有志が落書きをペンキで塗り直し、ごみを拾い集めたのがきっかけで活動は始まり年2回、6月と12月に実施している。

 福祉会と運動部、吹奏楽部の生徒、住民らが午前8時から同駅をはじめ学校周辺の公園、河川敷など10カ所ほどでごみ拾いや雑草の処理に汗を流した。昨年あった駅舎周辺の落書きは今回はなく、生徒をほっとさせた。

 福祉会長の若宮悠希君は「みんなで作業をすると駅舎周辺がどんどんきれいになり、うれしい。伝統ある活動はすごいと思うし、これからも続けていきたい」と話していた。

 (前嶋英則)

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