中国新聞写真クラブ員、金高洋子さん(49)=広島市安佐北区=の写真展「人と自然」が大田市の三瓶自然館サヒメルで開かれている。
かやぶき屋根の農家とモミジなど、島根、広島両県で里山や農村の風景をとらえた力作16点。以前は野鳥撮影がメーンだったが、八川小(島根県奥出雲町)の校庭の大イチョウに魅せられた2年前から、人とかかわりのある自然を追い続けている。
雑草を抑えるため、冬に水を張る農法の田んぼにコハクチョウのが集うシーンは、自信作の一つ。金高さんは「手つかずの自然とも違う、人と自然が共生する風景を大事にしていきたい」と話している。展示は7月4日までで、入館料が必要となる。