飯塚市立二瀬中学校のフェンス脇の道ばたに30日、地域住民と1年生約150人が花の苗を植えた。元々は雑草が生い茂っていた場所で、地元の市花いっぱい推進協議会のメンバーらがスコップで耕し整備した。
30日も地元住民ら約10人が学校を訪れ、生徒と一緒に作業した。「花を見て生徒たちの心が豊かになれば」と庄籠(しょうごもり)雅子さん(74)。
用意された苗は約360本。生徒たちはシャベルで土をやわらかくし、ポットから取り出した苗を丁寧に植えていた。岡田聖奈さん(13)と勝野瑞紀さん(13)は「元気に育つようにと植えた。普段はあまり通らない場所だけれど様子を見に来たい」と話していた。
〔筑豊版〕