公園野球場の芝枯れる、有害薬剤散布か 千葉市

9月13日7時51分配信 産経新聞

 千葉市若葉区の都賀の台公園で、公園内の野球場の芝生が人為的にまかれたとみられる薬剤などが原因で枯れていたことが12日、分かった。市は除草剤など有害な薬剤がまかれた可能性が高いとみて、分析会社に調査を依頼。原因が特定されるまで公園への立ち入りを禁止している。

 市若葉公園緑地事務所によると、散歩中の女性が今月9日午後5時半ごろ、「野球場の芝が広範囲にわたって枯れている」と通報。職員が外野の芝生や雑草が所々で枯れているのを確認した。芝生部分は約2700平方メートルのうち約800平方メートルが枯れていた。

 枯れた状況や面積から、自然に枯れたとは考えにくいという。今月3日の定期点検では異常はなかった。千葉東署も被害を把握しており、調査の結果次第で器物損壊容疑で捜査を始める。

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