小池徹平は『ホームレス中学生』で本当に雑草を食べていた!

9月25日12時23分配信 @ぴあ

人気お笑いコンビ・麒麟の田村裕が自らのホームレス体験を笑いと涙でつづり、売り上げ220万部を超えるベストセラーとなった同名小説を映画化した『ホームレス中学生』の完成披露試写会が24日、都内で開催され、主演を務めた小池徹平らが舞台あいさつを行った。会場には朝から入場を待ちわびた小池ファンが集結し、主役の登場とともに割れんばかりの歓声が上がった。

『ホームレス中学生』の見どころといえば、何といっても、ある日突然ホームレスになってしまった主人公の極貧生活ぶり。原作の中で描かれた数々のエピソードは今回の映画版でもしっかり登場しており、小池は空腹に耐えかねダンボールをかみしめたり、豪雨の中、公園の雑草をむさぼり食うなど、文字通り体当たりの熱演を披露している。「ダンボールは本当に味がしないんですよね。かんでもかんでも飲み込めないし」と語る小池は、雑草を食らうシーンについても「スタッフさんが(雑草に見える)野菜を用意してくれたんですが、台風のシーンで風がすごくて全部吹き飛んでしまった」と舞台裏を暴露。実際に目の前に生える雑草を口にしたことを明かしていた。

とはいえ、お米を何度もかみ続けることでたどり着くという原作の名文句「味の向こう側」については、3兄弟を演じた小池、西野亮廣、池脇千鶴ともに「まったくたどり着けなかった!」とコメント。これに対し、原作者の田村は「みんな、すぐ飲み込んじゃうでしょ。もっともっとかまないと、味の向こう側には行けない」と経験者ならではのアドバイス(?)をする一幕も。そんなほほ笑ましい光景に、「解散!」の一言で子どもたちを見捨ててしまう父親を演じたイッセー尾形も「みんな仲がいいねぇ」と役柄同様、どこか第三者的なまなざしでひょうひょうとコメント。また若くして亡くなってしまう主人公の母親を演じた古手川祐子は「実は今日初めて徹平君に会った。やっぱりかわいい」とうれしそうだった。

『ホームレス中学生』
10月27日(土)全国東宝系ロードショー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA