9月21日13時1分配信 毎日新聞
◇「収穫できてうれしい」
県立明石西高ボランティア部の3人が20日、豊岡市祥雲寺地区の「コウノトリ育(はぐく)む農法」の田んぼで稲刈りをした。3人は田植えから1年を通して同農法を体験しており、見事に実った稲を前に笑顔を見せた。
生徒たちは地元農家や県豊岡農業改良普及センター職員とともにかまを手にして、約3アール分を刈り取った。関本優菜さん(17)は「収穫できてうれしい。普段何気なく食べている米ができるまで、大変なのが分かりました」と話していた。
この田では初期の雑草を抑えるため、試験的にナタネの搾りかすをまいており、コナギの発生をある程度抑えることに成功している。【植田憲尚】
〔但馬版〕