6月18日15時1分配信 毎日新聞
県内で17日、雑草火災が3件相次いだ。けが人はなかったが、野焼きの消火が不十分だったことなどが原因とみられ、消防署では改めて防火を呼び掛けている。
午前11時5分ごろ、福井市角原町の竹林から出火。枯れ葉など約300平方メートルを焼いた。福井南署の調べでは、下草を燃やした後の消火が不十分だったのが原因とみられる。
午後0時25分ごろには、越前市中平吹町の北陸道上り線の道路脇斜面から出火し、雑草約100平方メートルが焼けた。現場付近では上下線とも一時最高速度が50キロに規制された。
さらに、午後1時40分ごろ、敦賀市野坂の竹林で下草が燃える火事があり、約600平方メートルを焼いた。敦賀署の調べでは、竹林を所有する男性(67)が午前中に古い竹を焼き、消火せずに火が消えたと判断して帰宅したという。【安藤大介】