地産地消:柳井・大島PR 農産物買ってポイントもらおう /山口

7月8日14時1分配信 毎日新聞

 ◇低農薬のアスパラや米で
 県田布施農林事務所とJA南すおうなどでつくる柳井・大島地域「地産・地消」推進会議が10日、地元のエコファーマーが低農薬で栽培する農産物をPRしようとポイントキャンペーンを始める。購入してポイント10点分を集めると▽30人に地元食材を多く使う「やまぐち食彩店」の食事券(1500円分)▽100人に低農薬栽培の米(約2合入り)が当たる抽選に応募できる。
 対象はJA南すおう産のアスパラガス、イチジク、オクラと柳井市の農事組合法人「あいさいの里」がつくった米の4品目。オクラを除き、すべてエコファーマーが栽培。エコファーマーは、有機物で土づくりをし、農薬や化学肥料を県の基準より30%削減した生産者を県が認定している。
 同農林事務所によると、あいさいの里の米は、農薬や化学肥料を50%以上削減した「エコやまぐち50」の認証を受けており、畑の雑草を農薬を使わず農家が手で抜いて処理しているアスパラガスも、実際は50%程度の削減ができているという。
 ポイントの付与は▽米2キロ袋(1000円)が5点▽アスパラガス、イチジク、オクラの1パック(150~500円程度)が2点。31日まで、柳井市と田布施、平生町のスーパー7店に応募用はがきを置いて実施する。【近藤聡司】
〔山口東版〕

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