盧武鉉前大統領の墓地、国家保存墓地第1号に指定

8月5日17時1分配信 聯合ニュース

【ソウル5日聯合ニュース】故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の遺骨が埋葬されている慶尚南道金海市進永邑の墓地とその周辺が、第1号となる「国家保存墓地」に指定された。
 保健福祉家族部は5日に開いた国家保存墓地審査委員会で、先月30日に盧前大統領の遺族が提出した国家保存墓地指定申請に対し、指定対象条件と基準の適合性などを審査した。その結果、元国家元首の墓地にふさわしく国家保存墓地に指定し、歴史的・文化的に保存する必要があると決定した。指定される面積は、畑や林野からなる3206平方メートルで、このうち墓の区域は11.48平方メートル。
 国家保存墓地は、2001年に「埋葬および墓地などに関する法律」が「葬事などに関する法律」に改正されたことに伴い、▼歴史的・文化的に保存価値がある墓▼愛国精神を育てる上で貢献した人物の墓▼国葬・国民葬・社会葬など国民の追悼対象となった人物の墓――のいずれかに該当する場合に限り国が指定できるようになった。今回がその第1号となる。
 これに指定されると、最長60年間と定められた墓地設置期間の制限に関係なく永久設置が可能で、墓地面積や施設物の種類・大きさなども規制されない。ただ、国が設置・運営する国立墓地とは異なり、保存・管理は遺族が行う。
japanese@yna.co.kr

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