ジャコウネコの相次ぐ病変死、周辺住民が不安募らす

2009/10/08 15:11 JST配信
【ジョージタウン】 ジャコウネコの変死体や病気の個体がペナン州プラウ・ティクスで相次いで見つかっており、何かの異変ではないかと付近の住民が不安を募らせている。ジャコウネコはマングースに似た小形哺乳類。
バンコク・レーンの住宅地では、最近になって2頭の死体が発見されたほか、病気にかかった1頭がフラついているのが目撃された。ある住民はこうしたジャコウネコの連続死は見たことがないとした上で、病気をあたりに撒き散らすのではないかと懸念を表明した。住宅街の裏手に雑草が生い茂った墓地があり、ジャコウネコはここから出入りしているとみられている。
同州国立公園野生動物局は職員を派遣して実態調査を行う方針を示しており、伝染性の病気であることが判明した場合は保健局の支援を受けて対策に乗り出す考えだ。
ジャコウネコについては、新型肺炎(SARS)の感染源となっているとの指摘も中国の研究者から出されている。

(ザ・スター、10月6日)
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