広島県天然記念物「唯称庵(ゆいしょうあん)跡のカエデ林」(安芸高田市甲田町)で14、15の両日開かれる「カエデまつり」を前に、主催する地元の22区地域振興会は7日、会場一帯の草刈りなどをした。
約30人が参加した。入り口前や駐車場用の空き地の雑草を、かまや草刈り機などで刈り取り、広場に地元野菜などを販売するテントを設営した。振興会の冨永主計会長(77)は「景観も整った。紅葉は月内いっぱい楽しめそう」と話していた。
まつりは両日とも午前9時から。14日は午後2時から住民によるオカリナ演奏やフラダンスなどがあるほか、同日は日没後から午後9時まで会場一帯でろうそくをともす。