六戸町柳町の農業小林福蔵さん(84)方で、自宅の斜面に敷き詰めたシバザクラが見頃を迎えた=写真、青森読売写真クラブの西舘東城さん撮影=。一面を彩った鮮やかな白やピンクの花が、訪れる見物人を楽しませている。
小林さんは1980年頃、雑草で覆われていた斜面を整備し、シバザクラの植栽を始めた。土壌改良に8年ほどかけ、近年は遠方から見物人が訪れるほど評判のシバザクラに育った。幅4メートル、長さ約80メートルにわたって咲き誇る花々は、花のじゅうたんさながらだ。
小林さんによると、今年は天候不順で例年より開花が遅れ気味で、このためしばらくは色鮮やかな花が楽しめそうだ。
(2010年5月11日 読売新聞)