10月8日8時6分配信 産経新聞
まちづくり団体「御堂筋まちづくりネットワーク」(33者加盟)は7日、大阪のメーンストリート、御堂筋にあるプランターに季節の花を植える作業を行った。大阪市が設置したプランターが放置されていたため、手入れしようと企画されたボランティア活動。同ネットワーク事務局の藤川敏行さん(44)は「大阪の顔である御堂筋を地元の力できれいにしたい」と話していた。
作業は朝8時にスタート。御堂筋沿いの企業や学校など、同ネットワークに加盟する10団体から33人が参加し、御堂筋の彫刻横にあるプランターに、ブルーサルビアやペチュニアパープルなど秋らしい植物を植え、沿道の雑草も抜いた。
植栽したのは、市が平成16年に設置した6カ所計12箱のプランター。手入れされずに枯れ果てたため、2年前、市が提供した苗を同ネットワークが植える作業を行った。だが、素人による植栽で根付かず、今回は市からグリーンコーディネーターの派遣を受け、苗もネットワーク側が用意し作業を行った。
活動に参加した損害保険ジャパンの西咲恵さん(24)は「道行くひとに気持ちよく歩いてもらえるようになったのでは」と話し、同社の山崎緑さん(22)も「自分たちで植えたことで、いつもと違う気持ちで通勤できそうです」。
13年に結成された「御堂筋まちづくりネットワーク」は、御堂筋の彫刻設置やイベントの開催などを行っている。