10月18日16時1分配信 毎日新聞
日本経済団体連合会の会員企業7社の環境部門担当者らが17日、豊岡市を訪れ、コウノトリの野生復帰事業やコウノトリ育(はぐく)む農法の現場などを視察した。
日本経団連自然保護協議会に属する▽住友信託銀行▽アサヒビール▽トヨタ自動車▽東京電力▽大成建設▽清水建設▽積水化学工業の7人と日本経団連事務局の2人。
県立コウノトリの郷公園や育む農法を実践する同市中谷地区などを見学。大豆畑では、稲と大豆を輪作することで、水田に生える雑草を抑える効果があることなどの説明を聞き、デジタルカメラで現場の様子を記録していた。
住友信託銀行の石原博審議役(58)は「コウノトリを一つのキーワードとして観光、環境、地域おこしの三つがうまく完結できていると感じた」と話していた。【植田憲尚】
〔但馬版〕