九十九里の松林再生

 千葉銀行は24日、社会貢献活動の一環として県の「法人の森制度」を活用し、荒廃が進んでいる白子町の九十九里浜沿いの県有林整備活動に乗り出すと発表した。同行は富津市鬼泪山の森林2カ所を「ちばぎんの森」と名付けて整備活動に取り組んでおり、今回で3カ所目の「ちばぎんの森」となる。

 法人の森制度は、県内の公有林を森林整備活動の場として企業に提供する目的で2002年からスタート。これまで君津市や富津市などの内陸部の森林中心が活動の対象となってきたが、九十九里浜沿いが対象となるのは今回初めてになる。

加古川で雑草火災 山陽電鉄が一時運転見合わせ 

22日午後4時50分ごろ、加古川市加古川町稲屋の加古川河川敷から出火し、雑草など約990平方メートルが焼けた。現場から約200メートル南の鉄橋に接近中だった山陽電鉄の特急電車など上下2本が、最長約7分間最寄り駅で運転を見合わせ、約180人に影響が出た。

 山電によると、鉄橋を通過中の上り電車の運転士が、河川敷の煙に気付いて運転指令室に連絡。風などで燃え広がる危険性があることから、安全確認のため電車を停車させたという。

耕作放棄地「牛放牧」田畑に

農家の高齢化などで増加する荒れた耕作放棄地を、田畑としてよみがえらせようと、三原市は2010年度、牛を放牧して生い茂った雑草を取り除く「ウッシー活用モデル事業」を始める。牛の力を借りることで、開墾に必要な労力を減らすことができるほか、牛を提供する畜産農家なども飼料代の節約になるという。モデル地域2か所を選び、3年程度で耕作地の復活を目指す。県東部の自治体では初の試みで、開墾の担い手となる市内の集落法人を4月から公募し、牛の提供についても協力を呼び掛ける。(長野祐気)

 市農林水産課によると、過疎化、高齢化が進む山間部を中心に農業の担い手不足は深刻で、市内の耕作放棄地は718ヘクタール(2005年)に上る。モデル事業では、市内2か所の耕作放棄地に牛を2頭ずつ放つ計画で、牛のフンは肥料になるという。雑草を減らすことで、農産物を荒らすイノシシの隠れ家をなくす効果も見込んでいる。

 牛は、市内の畜産農家や牧場から無料で借りる予定で、畜産農家などは、牛を預けることで、世話の省力化や飼料代の節約になるという。

 市は、牛の運搬費や電気柵の設置費などの事業費145万円を10年度当初予算案に計上した。開墾の担い手は、市内の農家で組織する集落法人21団体などを対象に公募し、5月末までに選定する。集落法人のメンバーが所有する耕作放棄地に放牧する予定だ。

 市農林水産課は、3年間での耕作地の復元を想定しており、「収穫は、早くても4年後になるが、耕作放棄地に悩む農家に一つの道筋を示すことが出来れば」と期待している。

 和牛を飼育している畜産農家の三原市久井町、松尾裕さん(76)は「草ぼうぼうの耕作放棄地が増えると、農村の景観が損なわれ、地域の衰退につながる。牛が地元の活性化につながるなら、ぜひ協力したい」と話している。

 問い合わせは市農林水産課(0848・67・6080)へ。

(2010年3月17日 読売新聞)

住民こつこつ、公園作り

京都府舞鶴市白浜台の植木職人黒岩健三さん(69)ら住民が、空き地だった市有地で公園作りを進めている。「公園の目玉に」と植樹したシダレザクラも順調に成長しており、「将来はここでミニコンサートを開きたい」と夢を膨らませている。

 趣味でトライアスロンに取り組む黒岩さんが「社会貢献で集中力を養いたい」と、市の承諾を得て3年前から公園作りを始めた。幅10メートル、長さ50メートルの土地に、町内会費で購入したシダレザクラ6本を植え、間伐材や流木を利用して手作りしたベンチを置いている。車いす利用者向けにスロープを設けた時は、道路側から出入りしやすいよう、市がガードレールの位置を変更して協力した。

 サクラに施した堆肥(たいひ)中のミミズを狙うイノシシや雑草に苦慮したが、他の住民も手伝って表土を入れ替えたという。黒岩さんは「電源を貸してくれたり、夏場に水をまいてもらったりと、多くの住民に加勢してもらい感動した。一年を通じて住民が憩える場にしたい」と意気込んでいる。

近所のきずな~孤独死なくせ

 「見守り役」募る■「無事」のバラ

 独り暮らしの人が、誰にもみとられずに病気や衰弱で亡くなる孤独死が年々増えている。独居高齢者が多い京都では、問題は特に深刻だ。予防の鍵は地域のコミュニケーションにあるとして、行政や地域による孤独死防止の取り組みが進む。

 西京区の民家で昨年11月、男性の遺体が見つかった。西京署の調べで、遺体はこの家に一人で住む60代の無職男性だと分かった。2006年10月ごろ、病気で亡くなったとみられるという。男性には埼玉県に親族がいたが、連絡を取っておらず、男性がこの家に住んでいることも知らなかった。玄関の前には雑草が生い茂り、近所の住人は「空き家だと思っていた」と口をそろえる。親族から家の処分を依頼されて訪問した不動産業者が、畳の上に横たわる遺体を発見した。

 京都市や乙訓地域を中心に不用品処分や遺品整理を請け負うアトラス京都店(向日市)の担当者は、約3年前に京都市内のアパートを訪れたときのことが印象に残っている。独り暮らしの70代の男性が亡くなって発見された。室内は、洗濯して取り込んだままの衣類などで散らかっていたという。男性が寝ていた布団や畳は排泄(はいせつ)物にまみれ、食品は腐ってにおいを放っていた。「汚れ方がひどく、家に上がるのにちゅうちょしてしまった」と振り返る。

 府警捜査1課によると、昨年1年間に遺体で見つかった府内の独居高齢者は615人。男女ほぼ半々で、約9割は病死だった。10年前の1999年は363人、2008年は593人と、年々増加している。40~64歳でも昨年、302人の独居者が遺体で見つかっている。こちらは約8割が男性だ。

 05年の国勢調査によると、府内の独居高齢者は約9万2千人。うち約6万1千人は京都市内に住んでいる。全世帯に占める独居高齢者世帯の割合は、府全体で8・7%、京都市で9・5%。ともに全国平均の7・9%を上回る。政令指定都市では大阪市(12・0%)、神戸市(11・0%)、北九州市(同)に次ぐ。

 地域内のコミュニケーションで孤独死を防ぐ取り組みも進む。

 京都市長寿福祉課は、昨年10月から「一人暮らしお年寄り見守りサポーター」を募集している。高齢者に目を配り、支援が必要だと感じた場合に地域包括支援センターに連絡するボランティアだ。市内で生活している人であれば誰でも申し込みできる。昨年末時点で約740人から申し込みがあり、同課は3年間で1万人を目指す方針だ。「向こう三軒両隣という言葉がある。目の届く範囲で目配りをしてほしい」と担当者。

 下京区亀屋町では、玄関先に置いた造花の赤いバラで高齢者の安否を確認している。住人が朝、玄関先に出し、夜に取り込む。出しっぱなしや出ない日が続いたら、異常事態だ。他の町内で孤独死が起きたことを耳にして、2007年に始めた。

 妻と2人で暮らす桑原眞一さん(88)は、「年をとるとあまり外に出なくなるが、バラが動くきっかけになり、元気になるし、町も和やかになる」と話す。

 「孤独死を防ぐのに、いちばん大切なのはコミュニケーション」と同町の住人で、有隣学区社会福祉協議会会長の桑垣千加子さん(69)は話す。「高齢者も自分から近所の人に声を掛けるなど、『可愛らしいお年寄り』を目指すことも必要」と指摘する。

上田夫妻コレクション 練馬区立美術館のゲンダイビジュツ「道(ドウ?)」展

■収集家の温かい眼差し

 手のひらに入ってしまう小さな木彫から1つの壁面を占有する巨大な絵画…。いま練馬区立美術館(東京都練馬区貫井)で「ゲンダイビジュツ『道(ドウ?)』」展が開かれている。展示されているのは、ある夫妻が集めた現代美術作品だ。展示作品からは、美術や芸術家を愛してやまないコレクターの温かい眼差(まなざ)しとコレクションのあり方が見えてくるようだ。(渋沢和彦)

 展示室の床のカーペットが正方形に剥(は)がされ、花を散らした木彫のチューリップが置かれている。さりげなく、注意しないと見逃してしまいそうだ。壁面には小さな名も知れない草の木彫が掛けられている。「雑草」という作品タイトルがそえられている。売れっ子アーティスト、須田悦弘(よしひろ)(昭和44年生まれ)の作品だ。

 別の展示室に入ると白い半球体のオブジェのようなものが置かれる。舟越直木(昭和28年生まれ)の「Moon」という粋なタイトルが付けられている石膏(せっこう)を素材にした作品。作品名から月を連想してしまうが、シンプルでストイックな造形は、見る者を引き寄せる。兄の舟越桂(昭和26年生まれ)が華々しく活躍する一方、個展の度に手応えのある発表をしている実力のある彫刻家だ。

 さらに別の展示室は、巨大な絵画に占有されている。縦2メートル、横5メートルを超える斉藤典彦(昭和32年生まれ)の大作などが迫ってくる。

 展示されているのは現在、その実力が評価されている作家ばかり。展示作品は、神奈川県藤沢市に住む上田國昭・克子夫妻がコレクションしたものだ。國昭氏(70)は元都立高校の教師。40代後半から都内の画廊回りを始め、ほとんど注目されていない新人作家の作品を自分の目を信じて買い始めた。作家と親しくなっても「次の作家を養うことがきる」とギャラリーを通して作品を購入。

 現在までに360点を超える作品を集めた。巨大作品も多いため自宅以外に1軒家を購入して保管。しかも室温調整もするほどの徹底ぶりだ。

 コレクターは数多いが、國昭氏は単なるコレクターではない。「多くの人に見ていただきたい」と、これまで約220点以上を国公立美術館に寄贈してきた。

 練馬区立美術館にも40点の寄贈をした。本展で展示された42点のうち37点は上田さんからの寄贈作品。不景気で公立美術館の予算は削られる一方で、こうした現代美術収集家の活動は大きな力となると同時に、美術品収集の意味を問いかけているのではないだろうか。3月28日まで。月曜休館(22日は開館し23日は休館)。一般500円。

緑花モデルに周南「須々万おやじの会」

周南市須々万の沼城小に通う児童の父親らによる「須々万おやじの会」(伊藤正一会長)が、山口放送環境美化財団の緑花活動モデル地区指定団体に選ばれ、1日、指定書が交付された。長年にわたって国道沿いで花壇を整備するなどの活動が認められたという。

 同財団は1976年に設立され、緑化活動や河川愛護に取り組んでいる団体などに助成金を贈り続けている。今年は同会と岩国市の「通津地区自然と環境を守る会」が選ばれた。

 須々万農村改善センターで行われた同会への指定書交付式では、財団理事長の赤尾嘉文・同放送会長が指定書を手渡し、「数々の活動に心から敬服し、感謝している」とねぎらった。

 同会は、99年以降、雑草などで荒れ果てていた国道沿いの空き地にチューリップやコスモスなどを植え、沿道を走る車の運転手らの目を楽しませてきた。さらに、学校などでのボランティア活動にも積極的に参加し、地域の安全を守ってきた。

 伊藤会長は「結成して19年がたち、大変うれしい評価を受けた。今まで以上に活動を充実させていきたい」と話していた。

(2010年3月2日 読売新聞)

聖子団長ゲキ「死ぬ気で頑張れ」!パシュート金へあと2勝…Sスケート

◆スピードスケート(26日・五輪オーバル) 「トラ・トラ・トラ」で金メダルだ。団体追い抜き(パシュート)1回戦で、W杯ランク3位の日本女子は同6位の韓国に圧勝。28日の準決勝で同9位のポーランドを下せば、続く決勝進出と銀メダル以上が確定する。穂積雅子(23)、田畑真紀(35)=ともにダイチ=、小平奈緒(23)=相沢病院=の「寅(とら)年生まれの年女トリオ」に、橋本聖子団長は「死ぬ気で戦え」とゲキを飛ばした。男子は米国に敗れ、7、8位決定戦に回った。

 穂積、田畑、小平の3人は、ラスト50メートルを流す余裕だった。それでも韓国に4秒56もの差をつける圧勝。穂積は「最後は脚を使わずゴールできた」と笑顔を見せた。

 寄せ集めだったトリノ五輪時と違い、綿密に戦略を練ってきた。担当の羽田雅樹コーチ(48)と結城匡啓コーチ(44)は、短距離の小平、中距離の田畑、長距離の穂積の特性を所属の垣根を越えて生かすことを検討。昨夏から3人を中心に練習し、滑走順などを決めてきた。五輪直前に15歳の高木という新戦力も加わったが、個人種目の不振で“スタメン”落ち。馬力と持久力のある穂積を最初の半周、中盤、ラスト1周半を先頭で引っ張る役回りに起用し、スピードの小平を挟んで五輪4回の経験値を持つ田畑を司令塔に配置して最強布陣が完成した。田畑だけ一回り年上だが3人とも寅年生まれで、小平は「みんなのフィーリングが合うし、同じ空気を感じている」と話す。

 今大会、穂積は3000メートル6位、5000メートル7位とW入賞。小平は1000メートル、1500メートルでともに5位に入った。田畑は1500メートル19位ながらトリノ五輪のこの種目4位の雪辱に燃える。

 準決勝で勝てば銀メダル以上が確定する。追い風も吹いた。W杯ランク1位の地元カナダや2位のロシアが敗退。4強では日本が最上位ランクとなった。観戦した橋本団長は「(選手に)前に死ぬ気で頑張れと言ったんですが、死ぬ気で試合して死んだ人はいない」と過激なハッパをかけた。

 トリノ五輪は準決勝で転倒し、メダルを逃した。「トリノでなくした物をみんな拾いたいと思っている」と羽田コーチ。金メダルならこの競技の日本女子初となり、日本勢通算10個目。トラ娘トリオが、虎の威を借りずに実力で表彰台のてっぺんを狙う。

 ◆橋本団長の死ぬ気めも 橋本団長は88年カルガリー五輪で500、1000、1500、3000、5000メートルの全5レースすべてで日本新を出し入賞。最後のレースとなった5000メートル(6位)ではゴール後、力尽きて前のめりに倒れ、自力で立ち上がれずスタッフに抱え起こされて立つのがやっと。当時の監督が「貧血状態で両腕はひじから先が氷のように冷たくなっていた」と証言するほど死力を尽くした。

 ◆金メダルへの道 日本が準決勝で対戦するポーランドは、今大会は個人種目で入賞者が一人もいない雑草集団。トリノ五輪銅のロシアを破る大番狂わせを起こしたが、順当なら十分勝てる相手だ。決勝の対戦チームは、前回金のドイツが予想される。3000メートル、5000メートルで銀2個獲得のベッカート、ソルトレークシティー大会1500メートル金の古参・フリージンガーら総合力は今大会で一番。ポーランドに負けた場合、米国との3位決定戦が予想されるが、まず負ける相手ではない。

刈り取った雑草、燃え広がる

綾部の由良川河川敷
 23日午前11時過ぎ、京都府綾部市大島町の由良川河川敷から出火、雑草など約600平方メートルを焼いた。けが人はなかった。綾部署によると、近くの住民が以前に刈り取った雑草を燃やしていたところ、燃え広がったという。

懸命の集客作戦

中部国際空港の開港をきっかけに大規模開発をもくろんだ地元・愛知県常滑市の計画は、予定通りに進んでいない。

 空港対岸部の広大な前島(123ヘクタール)は、企業進出の起爆剤と期待されたショッピングセンターのイオンモールの進出が消費低迷を理由に大幅に遅れ、一面に雑草が生い茂っている。

 前島にホテルを建設した不動産会社社長の坂田勇さん(60)は一部を介護施設に切り替えた。「すべてはイオン待ち」と渋い顔だ。

 空港の商業施設では、恐竜の模型や化石、実験器具を販売する教育雑貨店が注目を集め、県外から学校関係者が訪れるほどだったが、21日限りで閉店する。「全国の人に店を知ってもらったが、この不況では」と後藤健太郎支店長(29)は残念そうだ。

     ◎

 開港前、常滑市は空港関連の税収を年間70億円と見込んで市債などを発行し、公共下水道やニュータウン開発にこれまで約290億円をつぎ込んだ。しかし、実際の税収は40億円と目算が外れ、人口5万5000人の市に借金返済が重くのしかかる。

 三重県伊勢市では、中部空港と同市の宇治山田港を結ぶ水上高速船路線の計画が中止になった。昨年11月の市長選で、計画が争点の一つとなり、採算が見込めないなどと主張する反対派の鈴木健一・新市長(34)が当選したためだ。

     ◎

 空港会社では、落ち込む業績を回復させようと、様々な手立てを講じている。ターミナルビルで行っている四国八十八か所霊場巡りのお砂踏みに1万人、常滑市を会場に計画するアイアンマンレースに国内外の選手ら5000人―とイベントの集客目標を立て、収益アップにつなげようと躍起だ。

 空港に乗り入れる航空会社への支援も惜しまない。ベトナム、タイ航空が東北、北海道方面から中部空港経由で東南アジアへ向かう乗客を増やそうとしているのをサポートし、旅行代理店回りを一緒にしたりしている。ベトナム航空名古屋支店の森田順悟さん(45)は「こんな協力態勢は、他空港にはない」と驚く。

 地場産業・常滑焼の若手陶芸家も動き出した。リーダー格の冨本タケルさん(39)は「これからはアジアの時代。みずから動いて突破口を見つけたい」と今月10日、春節に合わせて台湾のデパートで開く展覧会に仲間ら7人と出発した。常滑焼を通して常滑市を知ってもらい、中部空港を活用し、海外から観光客を呼び込もうとの狙いもある。

     ◎

 中部空港の構想から携わってきた岐阜大学の竹内伝史教授(交通政策)は「空港建設のような巨大事業で黒字になるのは通常、5~10年後。中部は建設費を大幅に抑えるなどして、初年度から黒字になり、大きく見れば順調だ」と5年間を分析する。その上で「中部圏発展のため、成田、関西空港に逃げているこの地区の貨物や旅客の需要を取り戻し、2本目滑走路建設につなげるべきだ」と指摘する。

 一方、名古屋市立大の山田明教授(財政学)は「愛知万博に間に合うよう建設を急いだため、ここへ来て、需要減や前島問題などが噴出した。第2滑走路も現段階では考えにくい。空港は日本の真ん中にあり、内外の観光客を集めるなど地道に活性策を積み重ねることが大切だ」と話す。

 離陸から明日で5年。安定飛行に向けた試行錯誤は続く。

(2010年2月16日 読売新聞)